スティンガー 〜危険な香り〜
少し拗ねたような口振りが
可愛らしく感じた。


『…いいんですか?』


麗は迷惑かもしれないと思い
昌行に連絡するを何度も躊躇っていた。


「何もなくてもしろ。
出来るだけ返す。」


「えー!麗ちゃんだけズルくない!
俺らにも直ぐ返してよ!
いつも放置じゃん!」


昌行の言葉に佑介が
直ぐに反応をしめした。


「お前らは決まった事しか
俺に連絡よこさないから
返す必要がないだろう。」


「そうだっけ?」


とぼけた佑介を見て
昌行はため息をはいていた。
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