スティンガー 〜危険な香り〜
「ならよし。」


納得した昌行は麗の頭に手を置いた。


ドキッ!


さらに麗の鼓動が早くなった。


その後直ぐに電車が来て
昌行は麗を座席の端に座らせ
自分は正面に立っていた。


下から見上げると
整った綺麗な顔がそこにあった。


"こんなにカッコいいんだから
彼女くらいいるよね"


ズキッ!


そう思ってしまったら
痛いくらいにドキドキしていた心臓がぎゅっと締め付けられた。
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