スティンガー 〜危険な香り〜
『だってさっきから表情コロコロ変わるしクールに見せかけて結構強引で。』
「……それは褒めてるのか?
貶してるのか?」
昌行は難しい顔をしていた。
『褒めてるんです。
分かりました。お願いします。』
改めてお願いすると昌行の表情が一気に明るくなった。
「わかった。
学校出る時に必ず連絡しろよ。
合わせて駅にいるようにする。」
『はい。あの…昌行さんは年いくつなんですか?』