スティンガー 〜危険な香り〜
女の子は泣き崩れ
周りにいた友達に支えられていた。


「本当に取ってないの?」


女の子を支えていた
1人の女が聞いてきた。


『身に覚えがない。』


そう答えると
麗に携帯の画面を向けてきた。


「この顔に見覚えは?」


携帯の画面に写っていたのは
目の前で泣き崩れている女の子と
幸せそうな笑顔で写っていた
1人の男だった。
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