スティンガー 〜危険な香り〜
「なんか勘違いしてるようだけど
学校の名前さえあれば
何処でも就職できるわけじゃ
ねえんだぞ。バカか。
歴代の生徒会がしっかりと
在校生を指導してるから
企業や大学に送り出せるんだよ。
ちなみに3年の半分は生徒会だからな。」
そう言って会長は
スクリーンのリモコンを押して
画面を切り替えていた。
「「「……………………」」」
そこには顔と名前と成績と素行が
一覧表で写し出されていた。
「こんなんじゃあ
どこも雇ってくれねえし
受験なんか出来ねえよ!
"自分はやってません"なんて
偽善者ぶりやがって。」
自分を全校生徒にさらされた生徒達は何も言えずにただ立ち尽くしていた。
学校の名前さえあれば
何処でも就職できるわけじゃ
ねえんだぞ。バカか。
歴代の生徒会がしっかりと
在校生を指導してるから
企業や大学に送り出せるんだよ。
ちなみに3年の半分は生徒会だからな。」
そう言って会長は
スクリーンのリモコンを押して
画面を切り替えていた。
「「「……………………」」」
そこには顔と名前と成績と素行が
一覧表で写し出されていた。
「こんなんじゃあ
どこも雇ってくれねえし
受験なんか出来ねえよ!
"自分はやってません"なんて
偽善者ぶりやがって。」
自分を全校生徒にさらされた生徒達は何も言えずにただ立ち尽くしていた。