スティンガー 〜危険な香り〜

「私に何かあれば生徒会が動くからもう何を言ってくる人もいないよ。」


話終えた麗の顔は
とても凛としていた。


『麗が幸せなら…私も幸せ。』


そうは言ったものの…
本心だけどどこか満たされなかった。


「まだ翼が好きなんでしょ?」


『えッ!ちがッ!』


「違わない。
嘘ついて笑って欲しくない。」


本当…麗には勝てないや。
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