スティンガー 〜危険な香り〜


『…まだ………好き。
簡単に忘れられないよ!

だって凄く好きなんだもん!
頑張って!頑張って!
やっと…付き合えたのに……。』


でも…麗に申し訳ない。


「だそうですよ。」


顔をあげると目の前には
あっくんと……翼がいた。


『えッ!』


何で!今の聞かれてた!
まさか!いつからいたの!


「ごめんね郁美。
私は大丈夫だから話してきなよ。」


「彼も郁美に話あるって。
辛気臭いのもうっとうしいから
早く行ってくれる?」


二人の優しさに涙が出そう。
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