スティンガー 〜危険な香り〜
『まあ。
もう大丈夫だとは思います。』


「…お前は分かってねえな。」


麗の言葉に
昌行は深いため息をはいた。


「そうだよ麗ちゃん!
何かあったら必ず頼ってね。」


そう言って彼らは電車に乗って
行ってしまった。


彼らを見送った麗は
再びベンチに座った。


『………はあ。』


朝からいろんな事がありすぎて
深いため息をはいた。
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