スティンガー 〜危険な香り〜
「……私ら帰るから。」
『えっ!ちょっと!!』
大注目されてる麗を放置して
郁美は慌てた様子で
彼氏と帰って行った。
「ねえ麗!!どうすんの?」
「いつ告られたの?」
「聖ってあの背が高いメガネだよね。
麗に告るとか凄い勇気だよね!」
質問攻めにあい返事に困っていた。
何も答えないでいると
周りで話が膨れ上がっていた。
「…なんか大変だね。」
『…あっくん』
遅れてやってきたのは
隣の席の淳宏(あつひろ)だった。
彼とは2年になってから仲良くなり
話や価値観が合うので
麗の数少ない友達の1人だった。
『えっ!ちょっと!!』
大注目されてる麗を放置して
郁美は慌てた様子で
彼氏と帰って行った。
「ねえ麗!!どうすんの?」
「いつ告られたの?」
「聖ってあの背が高いメガネだよね。
麗に告るとか凄い勇気だよね!」
質問攻めにあい返事に困っていた。
何も答えないでいると
周りで話が膨れ上がっていた。
「…なんか大変だね。」
『…あっくん』
遅れてやってきたのは
隣の席の淳宏(あつひろ)だった。
彼とは2年になってから仲良くなり
話や価値観が合うので
麗の数少ない友達の1人だった。