スティンガー 〜危険な香り〜
「「「………………」」」


淳宏の態度に危機感を感じたのか
周りの冷やかす声が無くなった。


「……そっそうなんだ。
何か……ごめん。」


「安部が大声で言うから
付き合う寸前なのかと思った。」


「騒いでごめんね麗。」


『……いいよ別に。』


麗に謝罪をし離れていった。


「これで静かになったな。」


『本当にありがとう。』


「ハハハ。美人は大変だな。」


『あっくんだってモテるのに
彼女作らないじゃん。』


淳宏はかなりモテるのは
麗も知っていた。


それでも彼女がいると言う話は
聞いた事がなかった。
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