スティンガー 〜危険な香り〜
渡された手紙を良く見ると
宛名が書いてあった。


『……聖?』


「そう!聖!覚えてる?」


『1年の時クラス一緒だった…
くらいの記憶だけど。』


あんまり人の顔とか名前覚えるの
得意じゃない麗は
うっすらとしか覚えていなかった。


「うちの彼氏、
今、聖と同じクラスじゃん!
だから預かって来たのを預かった!」


『…は?彼氏出来たの?』


別れたと聞いたばかりで
もう次の彼氏が出来た事に驚いた。
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