スティンガー 〜危険な香り〜
俺がそう言うとおっさん達は
周りをキョロキョロしだした。


「ッ!なんだお前ら!見るな!」


「ガキに舐められてたまるか!」


周りで気づいていた客は
冷たい視線を送っていた。


おっさん達の顔が
青ざめていくのが分かった。


「ッ!」


「チッ!」


そして満員電車にも関わらず
無理やり割り込んで
別な車両へと消えていった。
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