スティンガー 〜危険な香り〜
「もおー!心配したんだよ!
バイト先で倒れたって聞いて!

いくら生活の為でも
バイト掛け持ちまでして
まじで働きすぎだから!」


『……かけもち?』


郁美の言っている事が理解できなかった。


「聞いてるの?
こっちがどれだけ心配したか
分かってるの?」


『……なんの「本当心配させんなよ」』


なんの事か聞こうとしたら
淳宏が被るように話に入ってきた。


「麗は頑張りすぎだ。」


『あっくん?』
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