スティンガー 〜危険な香り〜
「…麗。」
淳宏の心配する声が聞こえたけど
机に顔を埋めた。
「ほら席に着けよ!」
担任が教室に入って来たけれど
起きる気力もなくなっていた。
「先生。麗が体調悪いので
保健室に連れていきます。」
淳宏がそう言って
麗の背中に手を置いた。
『えっ!』
「おおそうか。頼む。」
驚いて顔を上げると
淳宏に手を引かれて教室を後にした。
淳宏の心配する声が聞こえたけど
机に顔を埋めた。
「ほら席に着けよ!」
担任が教室に入って来たけれど
起きる気力もなくなっていた。
「先生。麗が体調悪いので
保健室に連れていきます。」
淳宏がそう言って
麗の背中に手を置いた。
『えっ!』
「おおそうか。頼む。」
驚いて顔を上げると
淳宏に手を引かれて教室を後にした。