愛され、囲われ、堕ちていく
「どうぞ!」
「お邪魔します」
「コーヒーで大丈夫ですか?
それとも紅茶がいいですか?ハーブティもありますよ」
「あ、コーヒーで大丈夫です」
「じゃあ…ソファーで待ってて下さいね」
あまりの豪華な内装に、とにかくビックリしっぱなしな環奈達。
「凄いですね……このマンション…」
「ですよね」
「そんな、他人事みたいな…」
「あ、そうですね…全部伊織が決めるから、なんか私も未だに実感なくて……
伊織は、いつ帰って来るのかな?
ちょっと連絡してみますね!」
「あ、いや!」
「え?でも、伊織に用があるんですよね?」
「いえ…凪沙さんに……」
「え?私?」
「あの、どうして……裕隆様とあんなにラブラブだったのに、伊織様に乗り換えたんですか?」
「乗り換えって……
裕隆が亡くなったことは知ってますよね…?」
「はい」
「亡くなってから、伊織がとてもよく支えてくれたんです。伊織がいたから、生きてこられました。
だから、乗り換えたつもりはありません」
「でも、私達だってずっと伊織様のこと……
あなたのせいで、私達全く相手してもらえない!」
「え?相手してもらえないって、でも今日は伊織が家に招待したんですよね?」
「……!!それは……」
「まさか……内緒で?」
「だって、伊織様があなたに会わせてくれないから!」
「帰って下さい!!」
「は?」
「こんなとこ伊織が知ったら……どうなるか……」
途端に震え出す、凪沙。
「でもまだ、話が……」
「伊織を怒らせたら、環奈さん達もどうなるかわかりません!早くここから出てください!」
「お邪魔します」
「コーヒーで大丈夫ですか?
それとも紅茶がいいですか?ハーブティもありますよ」
「あ、コーヒーで大丈夫です」
「じゃあ…ソファーで待ってて下さいね」
あまりの豪華な内装に、とにかくビックリしっぱなしな環奈達。
「凄いですね……このマンション…」
「ですよね」
「そんな、他人事みたいな…」
「あ、そうですね…全部伊織が決めるから、なんか私も未だに実感なくて……
伊織は、いつ帰って来るのかな?
ちょっと連絡してみますね!」
「あ、いや!」
「え?でも、伊織に用があるんですよね?」
「いえ…凪沙さんに……」
「え?私?」
「あの、どうして……裕隆様とあんなにラブラブだったのに、伊織様に乗り換えたんですか?」
「乗り換えって……
裕隆が亡くなったことは知ってますよね…?」
「はい」
「亡くなってから、伊織がとてもよく支えてくれたんです。伊織がいたから、生きてこられました。
だから、乗り換えたつもりはありません」
「でも、私達だってずっと伊織様のこと……
あなたのせいで、私達全く相手してもらえない!」
「え?相手してもらえないって、でも今日は伊織が家に招待したんですよね?」
「……!!それは……」
「まさか……内緒で?」
「だって、伊織様があなたに会わせてくれないから!」
「帰って下さい!!」
「は?」
「こんなとこ伊織が知ったら……どうなるか……」
途端に震え出す、凪沙。
「でもまだ、話が……」
「伊織を怒らせたら、環奈さん達もどうなるかわかりません!早くここから出てください!」