【コミカライズ】結婚前日に「好き」と言った回数が見えるようになったので、王太子妃にはなりません!
「俺は、結婚したら毎朝キャロルに紅茶を淹れてあげたいな、って思っていたんだけど、キャロルはどんな新婚生活を送りたいの?」
「レオン様がお幸せな気持ちになれる生活であれば、どんなものでもかまいませんわ」
「そうではなくて……。たとえば、俺と毎朝キスしたい、みたいな欲求はない?」
「毎朝キス!!?」
ポポポっとキャロルの頬が赤くなった。
これは可愛い。レオンのなかで悪戯心が大きくなった。
「新婚さんなんだから、いちゃいちゃするのが普通なんだよ。キスしてくれなきゃ起きないって駄々をこねてみたり、片時も離れずにべったりくっついていたり、仕事にいっちゃやだって泣いてみたり、我がまましても許される、それが新婚なんだ」
「新婚の間というは、素晴らしい恩赦が受けられる期間だったのですね。わたくし、存じ上げませんでした」
素直に騙されたキャロルは、もじもじと膝をすり合せた。
「レオン様がお幸せな気持ちになれる生活であれば、どんなものでもかまいませんわ」
「そうではなくて……。たとえば、俺と毎朝キスしたい、みたいな欲求はない?」
「毎朝キス!!?」
ポポポっとキャロルの頬が赤くなった。
これは可愛い。レオンのなかで悪戯心が大きくなった。
「新婚さんなんだから、いちゃいちゃするのが普通なんだよ。キスしてくれなきゃ起きないって駄々をこねてみたり、片時も離れずにべったりくっついていたり、仕事にいっちゃやだって泣いてみたり、我がまましても許される、それが新婚なんだ」
「新婚の間というは、素晴らしい恩赦が受けられる期間だったのですね。わたくし、存じ上げませんでした」
素直に騙されたキャロルは、もじもじと膝をすり合せた。