【コミカライズ】結婚前日に「好き」と言った回数が見えるようになったので、王太子妃にはなりません!
キャロルが小首を傾げると、耳元でクスリと笑い声が漏れた。
「だーめ。お披露目会場のまえを急ピッチで工事中で、振動はそのためだよ。もうすぐ完成するようだからこのまま待とう。今、目を開けると気持ち悪くなってしまう。吐いてしまったら大変だから、もう少し閉じていようね」
「はい」
工事担当さん、真夜中までお疲れ様です。そう思いながら、キャロルは、きゅっと目元に力を入れた。
目蓋を開けてしまいたい衝動と戦うキャロルを、レオンは微笑ましく見つめる。
「だーめ。お披露目会場のまえを急ピッチで工事中で、振動はそのためだよ。もうすぐ完成するようだからこのまま待とう。今、目を開けると気持ち悪くなってしまう。吐いてしまったら大変だから、もう少し閉じていようね」
「はい」
工事担当さん、真夜中までお疲れ様です。そう思いながら、キャロルは、きゅっと目元に力を入れた。
目蓋を開けてしまいたい衝動と戦うキャロルを、レオンは微笑ましく見つめる。