赤い赤いお洋服《短》





――――――爽子、爽子?



「…………?」




私は目を覚ました……



そこには心配そうな顔の
お母さんと弟がいた……




「あれ…私……どうしたの?」



「もう…なに言ってるの?
爽子こそどうしたの?
玄関で寝てるなんて?」




玄関で寝てる?




ハッと思った私は
洋服を見た……………




すると今までの通り
白と水色の服だった……



じゃあ今までのは全部夢?



そうホッとした私は
二人に笑顔で



「ゴメ~ン
なんか熱で変になっちゃった
みたぁい(笑」



と明るく振る舞った…



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