円城寺家のイケメン探偵 ~脅迫状に込められた思い~
『私も柊音さんと同じですわ。いったい脅迫状は何のために送られてきたんですの?』
一斉に黙る。
その時…
『これは可愛い絵ですね。白い便箋にこの絵…まるで小さな1輪の「エーデルワイス」ですね』
と、良子さんが言った。
全員がその瞬間、便箋の下の方に小さく描かれた花のイラストに目をやった。
『これ、エーデルワイスですの?』
と、亜矢奈さん。
『ええ。間違いないと思いますよ。エーデルワイスは奥様が大好きなお花なんです』
『お母様が?』
初音ちゃんが聞いた。
『はい。奥様はお花がお好きですからね。私もいろいろ教えて頂きましたよ。そうそう、奥様から「花言葉」もたくさん教えてもらいました』
みんなのカップに紅茶を注ぎながら、良子さんがニコニコして懐かしそうに話してくれた。
『良子さん。もしかして、エーデルワイスの花言葉を覚えてる?』
凛音が尋ねた。
一斉に黙る。
その時…
『これは可愛い絵ですね。白い便箋にこの絵…まるで小さな1輪の「エーデルワイス」ですね』
と、良子さんが言った。
全員がその瞬間、便箋の下の方に小さく描かれた花のイラストに目をやった。
『これ、エーデルワイスですの?』
と、亜矢奈さん。
『ええ。間違いないと思いますよ。エーデルワイスは奥様が大好きなお花なんです』
『お母様が?』
初音ちゃんが聞いた。
『はい。奥様はお花がお好きですからね。私もいろいろ教えて頂きましたよ。そうそう、奥様から「花言葉」もたくさん教えてもらいました』
みんなのカップに紅茶を注ぎながら、良子さんがニコニコして懐かしそうに話してくれた。
『良子さん。もしかして、エーデルワイスの花言葉を覚えてる?』
凛音が尋ねた。