眠れない総長は眠り姫を甘く惑わす

「顔、トロトロだな」

「うぅ……言わない、で」

「可愛い。もっとしてやろーか」

「ん、あっ……」



終わらないキスの合間にスカートの中に手が入り、恥ずかしさから御影さんの手首を押える。


抵抗とも取れるその行為に、唇が離れた。



「なに、この手」

「や、あの、……電気……明るいの、恥ずかしい……」

「消したらみのりの顔見えねーだろ」

「顔なんて、見えなくていいよ……」

「は、よくねーわ」



会話の途中から、御影さんは私の首筋に唇を這わせていて。


早くしないと刺激に負けて、この明るさのままになっちゃう。



「うぅ……電気、、、恥ずかしいよ、」

「そういう顔、すげーそそる。もっと見せろよ」

「あっ……」



立ったままの状態で太もものギリギリのラインを責められて、出したくないのに声が出ちゃう……


恥ずかしくて唇をぎゅっと結んだら、こじ開けるようなキスにまた翻弄される。