眠れない総長は眠り姫を甘く惑わす




「お前の帰る場所は白夜だ。もう二度と間違うんじゃねーぞ」





ベッドの中で、銀くんはしっかり頷いて……





「…………ありがとう、みんな」





穏やかに微笑むこともできないくらい、肩を震わせ泣いていた。




銀くんが、帰ってきた。


みんなのところに、今日、帰ってきたんだ。



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