月下美人に逢いに行く
俺が君のこと好きだって思ったのは小学生2年生の頃。
色無く退屈だった日々に君は鮮やかな花を咲かせてくれた。
そこからずっと幼なじみとして君のとなりにたち続け、気づけば君は他の男に花と笑顔を咲かせていた。
なんの惜しみもなく。
高校1年生のある時、君が
「隣のクラスの可愛い女の子、もう彼氏とそういうコトしたらしいよ。高校生なのに恋人とそういうコトするのって早くない?」
と言った。
プツ。と何かが切れる音がした。はらはらと花が散る感覚がした。
俺の気持ちがなくなったと明確に感じた。それも一瞬のうちに。
色無く退屈だった日々に君は鮮やかな花を咲かせてくれた。
そこからずっと幼なじみとして君のとなりにたち続け、気づけば君は他の男に花と笑顔を咲かせていた。
なんの惜しみもなく。
高校1年生のある時、君が
「隣のクラスの可愛い女の子、もう彼氏とそういうコトしたらしいよ。高校生なのに恋人とそういうコトするのって早くない?」
と言った。
プツ。と何かが切れる音がした。はらはらと花が散る感覚がした。
俺の気持ちがなくなったと明確に感じた。それも一瞬のうちに。