テス市長と七騎士団。
あたしは海を見る。

風が髪にあたる。

あたしは目を細めた。陽光がまばゆくあたしたちを照らし出していた。

サラタウンに荷揚げされるシーサーペント。

リバイアサンだ。
あたしはサラタウンの市長という立場を忘れたことはないし、マグスの末裔、七騎士団の一員であることも忘れたことはない。
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