今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
『なあ、チー明日になっても忘れちゃだめだよ。もうお兄ちゃんって呼ばないって約束して』
『約束?うん、わかった』
軽く返事をしたら、はあって気だるげにため息をつかれた。
『大丈夫かな?チーすぐに忘れちゃうから』
確かに私、忘れっぽいしぼんやりしてるからな。
『忘れないようにがんばる……』
両手をグッと握ってポーズをきめる。
『大事なことだからちゃんと約束守ってくれよ』
そんなに大事なことなのかな。
名前呼びにして何が変わるんだろう。
『そうだ、間違えてもしお兄ちゃんって言ったらキスするからな』
『ふえっ、キス?』
さすがにそれって……。
まずくないかな。
『間違わなきゃいいだろ』
『う、うん。そうだけど』
兄がどうしてそんな提案をしてくるのかいくら考えてもわかりそうになかった。
『約束?うん、わかった』
軽く返事をしたら、はあって気だるげにため息をつかれた。
『大丈夫かな?チーすぐに忘れちゃうから』
確かに私、忘れっぽいしぼんやりしてるからな。
『忘れないようにがんばる……』
両手をグッと握ってポーズをきめる。
『大事なことだからちゃんと約束守ってくれよ』
そんなに大事なことなのかな。
名前呼びにして何が変わるんだろう。
『そうだ、間違えてもしお兄ちゃんって言ったらキスするからな』
『ふえっ、キス?』
さすがにそれって……。
まずくないかな。
『間違わなきゃいいだろ』
『う、うん。そうだけど』
兄がどうしてそんな提案をしてくるのかいくら考えてもわかりそうになかった。