今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
ここまでその声が聞こえてきて飛び上がりそうなくらい驚いた。
「おまえどこのどいつだよ」
恐ろしくドスのきいた声で尋ねる兄。
うわぁ、機嫌悪っ。
ひょっとしたら……。
「あ、僕、西原って言います」
やっぱり、そうだ。
嫌な予感が見事に的中してしまった。
今朝の電話の時に彼から何度も家に迎えに行くから一緒に行こうと誘われていた。
だけど、迎えにこなくても大丈夫って断ったはずなのに結局西原くんは来ちゃったんだ。
恐縮したような西原くんの声は完全に怯えている。
仕方ないよね、喧嘩なんてしなさそうなタイプだもん。
それに対して兄は私に近寄る男子にはいつだって猛犬のように攻撃的だ。
「おまえが西原か。待ってろ今行く。そこ動くなよ」
「は、はい」
ひえー、西原くんが危ない。
「おまえどこのどいつだよ」
恐ろしくドスのきいた声で尋ねる兄。
うわぁ、機嫌悪っ。
ひょっとしたら……。
「あ、僕、西原って言います」
やっぱり、そうだ。
嫌な予感が見事に的中してしまった。
今朝の電話の時に彼から何度も家に迎えに行くから一緒に行こうと誘われていた。
だけど、迎えにこなくても大丈夫って断ったはずなのに結局西原くんは来ちゃったんだ。
恐縮したような西原くんの声は完全に怯えている。
仕方ないよね、喧嘩なんてしなさそうなタイプだもん。
それに対して兄は私に近寄る男子にはいつだって猛犬のように攻撃的だ。
「おまえが西原か。待ってろ今行く。そこ動くなよ」
「は、はい」
ひえー、西原くんが危ない。