今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
そうなんだそもそも、それを聞いておかないといけなかった。
大事なことだったはずなのに忘れるところだった。
「どうして帰ってきてくれなかったの?愛華さんのことはどう思ってるの?」
この2日間のことをおもいだして、強い口調で問いただした。
「へ?愛華?」
鳩が豆鉄砲を食らったみたいにきょとんとする彼。
「そうだよ、義妹だからって浮気してひどい」
消えかけていた怒りがふつふつと再燃してきた。
「え、あれが浮気って言うのか?」
彼にしては凄く間の抜けた声。
「だって2日間も帰ってこないし」
私が詰め寄ると彼は少し気まずそうに後ろへ下がる。
「いや待てよ。愛華はただの妹としてしか見てないって」
「私だって妹だよ」
「いや、チーは特別だから」
「でも愛華さんにベタベタ触らせたら嫌だ」
思い出しただけでも悲しくなる。
「チー?」
「あっちにお泊りもヤダ」
大事なことだったはずなのに忘れるところだった。
「どうして帰ってきてくれなかったの?愛華さんのことはどう思ってるの?」
この2日間のことをおもいだして、強い口調で問いただした。
「へ?愛華?」
鳩が豆鉄砲を食らったみたいにきょとんとする彼。
「そうだよ、義妹だからって浮気してひどい」
消えかけていた怒りがふつふつと再燃してきた。
「え、あれが浮気って言うのか?」
彼にしては凄く間の抜けた声。
「だって2日間も帰ってこないし」
私が詰め寄ると彼は少し気まずそうに後ろへ下がる。
「いや待てよ。愛華はただの妹としてしか見てないって」
「私だって妹だよ」
「いや、チーは特別だから」
「でも愛華さんにベタベタ触らせたら嫌だ」
思い出しただけでも悲しくなる。
「チー?」
「あっちにお泊りもヤダ」