今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
彼に私だけを見ていて欲しかったから。
他の誰かのことなんて1ミリも思い浮かべてほしくなくて。
わがままかな、こんなの。
この関係は誰にも知られたくないし、私達だけの秘密なのに恋人同士が普通にすることをしたくなってしまうの。
「そんな顔するなって」
彼は苦笑してからそっと私の手を包み込んだ。
「チー、どうしてそんなに可愛いんだよ」
ため息まじりの甘い声でこぼす彼。
「そんなこと言うの翔くんだけ」
「当たり前だ、俺以外に誰にもこんなこと言わせないよ」
「翔くん……」
「今日はずっと手を繋いでいよう」
「うん」
「どうしょう、嬉しくて顔がにやける」
彼はそう言って照れ臭そうに額に手をやる。
見惚れるほどの綺麗な笑顔。
見ているだけで幸せな気持ちになる。
しだいに胸がドキドキと高鳴ってきた。
なんだか不思議。
これまで通り翔くんのことを兄として感じてる時もあれば
ふとした瞬間に恋人だって思う時があって。
まだまだ自分の中で、どちらの割合が大きいのかわからない。
大切な私のお兄ちゃんで彼氏。
やっぱり、私にとって翔くんは特別な人だ。
他の誰かのことなんて1ミリも思い浮かべてほしくなくて。
わがままかな、こんなの。
この関係は誰にも知られたくないし、私達だけの秘密なのに恋人同士が普通にすることをしたくなってしまうの。
「そんな顔するなって」
彼は苦笑してからそっと私の手を包み込んだ。
「チー、どうしてそんなに可愛いんだよ」
ため息まじりの甘い声でこぼす彼。
「そんなこと言うの翔くんだけ」
「当たり前だ、俺以外に誰にもこんなこと言わせないよ」
「翔くん……」
「今日はずっと手を繋いでいよう」
「うん」
「どうしょう、嬉しくて顔がにやける」
彼はそう言って照れ臭そうに額に手をやる。
見惚れるほどの綺麗な笑顔。
見ているだけで幸せな気持ちになる。
しだいに胸がドキドキと高鳴ってきた。
なんだか不思議。
これまで通り翔くんのことを兄として感じてる時もあれば
ふとした瞬間に恋人だって思う時があって。
まだまだ自分の中で、どちらの割合が大きいのかわからない。
大切な私のお兄ちゃんで彼氏。
やっぱり、私にとって翔くんは特別な人だ。