今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
「チーはそそっかしいな」
「うんごめん」
「さっきから、俺の顔ばっかり見てるからだ。足元にもちゃんと注意しろよ」
ううっ、恥ずかしいけど図星。
さっきから、翔くんばかり見ていたから視野が狭くなっていたのかも。
「こんな顔もう見飽きてるだろ?」
「そんなことないよ。じゃあ、翔くんは私に飽きてる?」
「飽きるわけない。俺の場合あんまりチーの顔ばかり見てたらヤバイから気を付けてる」
「どういうこと?」
「キスしたくなるからに決まってるだろ」
「ふぇっ……何言って」
不意打ちみたいに飛び出した甘い言葉に全身の体温が沸騰しそうになった。
「人前ではやめておくよ」
さらりとそんなことを言ってフッと笑うものだから、なんて返事をすればいいのか困る。
魅力的な彼の笑顔につい翻弄されて思わず頬が緩んでしまう。
その時、繋いでいた手を強く引っ張られた。
「うんごめん」
「さっきから、俺の顔ばっかり見てるからだ。足元にもちゃんと注意しろよ」
ううっ、恥ずかしいけど図星。
さっきから、翔くんばかり見ていたから視野が狭くなっていたのかも。
「こんな顔もう見飽きてるだろ?」
「そんなことないよ。じゃあ、翔くんは私に飽きてる?」
「飽きるわけない。俺の場合あんまりチーの顔ばかり見てたらヤバイから気を付けてる」
「どういうこと?」
「キスしたくなるからに決まってるだろ」
「ふぇっ……何言って」
不意打ちみたいに飛び出した甘い言葉に全身の体温が沸騰しそうになった。
「人前ではやめておくよ」
さらりとそんなことを言ってフッと笑うものだから、なんて返事をすればいいのか困る。
魅力的な彼の笑顔につい翻弄されて思わず頬が緩んでしまう。
その時、繋いでいた手を強く引っ張られた。