今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
昔から翔くんと一緒にいると、どこにいても女子の視線を集めちゃうんだ。
いつものことだからあんまり気にしないようにしてるけど、かなり遠くまで来たからさすがに同じ高校の人はいないみたいでホッとした。
「チー、口が赤くなってる。可愛いな」
甘やかな表情で私を見てクスッと笑う彼。
まるで彼の視界には私しか映っていないみたいなその熱い眼差しに胸がきゅんと鳴る。
氷よりも先に私の心のほうが、とろけてしまいそう。
顔がカーッと熱くなるのを感じたので、一刻も早く冷ましたくてかき氷を急いで口の中にかきいれていた。
「チー、かき氷が大好きなんだな」
「う、うん、まあね」
「俺よりも?」
「ふえ?」
「かき氷の方が好き?」
彼は瞳を細めて微笑すると私の口元に手を伸ばしてきた。
親指で下唇についた蜜をそっとふきとられた。
彼のそのしぐさに不思議な色香を感じてまたまた顔が熱くなった。
たぶん本人は無意識にやってるんだろうな。
自分の魅力に気が付いていなさそうなのがちょっと憎たらしいけど。
ううっドキドキしすぎて倒れそう。
こんなの身が持たないよぅ……。
いつものことだからあんまり気にしないようにしてるけど、かなり遠くまで来たからさすがに同じ高校の人はいないみたいでホッとした。
「チー、口が赤くなってる。可愛いな」
甘やかな表情で私を見てクスッと笑う彼。
まるで彼の視界には私しか映っていないみたいなその熱い眼差しに胸がきゅんと鳴る。
氷よりも先に私の心のほうが、とろけてしまいそう。
顔がカーッと熱くなるのを感じたので、一刻も早く冷ましたくてかき氷を急いで口の中にかきいれていた。
「チー、かき氷が大好きなんだな」
「う、うん、まあね」
「俺よりも?」
「ふえ?」
「かき氷の方が好き?」
彼は瞳を細めて微笑すると私の口元に手を伸ばしてきた。
親指で下唇についた蜜をそっとふきとられた。
彼のそのしぐさに不思議な色香を感じてまたまた顔が熱くなった。
たぶん本人は無意識にやってるんだろうな。
自分の魅力に気が付いていなさそうなのがちょっと憎たらしいけど。
ううっドキドキしすぎて倒れそう。
こんなの身が持たないよぅ……。