今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
だけど、相変わらず連絡もなくて今頃どうしているのかすらわからない。
それに私のスマホが先生に没収されているのでこちらから連絡が取れないんだ。
「お兄ちゃんは忙しくて来れないみたいで……」
「なんだかお兄様らしくないよね」
「そ、そうかな……」
一体、歌ちゃんから見た兄はどんな人に見えるんだろう。
超がつくほどの過保護なシスコンって感じかな?
「絶対におかしいよ。今までだったら千桜のピンチの時には必ず駆けつけてきてくれたのに」
「そうかな?」
「うん、そうだよ」
「別にピンチってわけでもないし……」
「どうしてよ?千桜がこんなに元気がないのって充分ピンチじゃん」
「……」
「今の千桜に一番必要なのはお兄様だけでしょ?」
「え……歌ちゃん……」
もしかしたら気が付いているのかな。
私が今だれのことで頭がいっぱいか。
それに私のスマホが先生に没収されているのでこちらから連絡が取れないんだ。
「お兄ちゃんは忙しくて来れないみたいで……」
「なんだかお兄様らしくないよね」
「そ、そうかな……」
一体、歌ちゃんから見た兄はどんな人に見えるんだろう。
超がつくほどの過保護なシスコンって感じかな?
「絶対におかしいよ。今までだったら千桜のピンチの時には必ず駆けつけてきてくれたのに」
「そうかな?」
「うん、そうだよ」
「別にピンチってわけでもないし……」
「どうしてよ?千桜がこんなに元気がないのって充分ピンチじゃん」
「……」
「今の千桜に一番必要なのはお兄様だけでしょ?」
「え……歌ちゃん……」
もしかしたら気が付いているのかな。
私が今だれのことで頭がいっぱいか。