今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
歌ちゃんには兄との間に起きた出来事は話さないでいた。
石野くんとのことで大変な時だから言えなかったんだ。
「だから、お兄様に昨日こっそりスマホに連絡しておいたよ」
歌ちゃんはいたずらっぽく笑って自分のスマホをバッグから取り出した。
「フフフ、お兄様を呼び出すのはやっぱりこの方法が一番だよね」
「え?どんなことを話したの?」
「ううん、実は電話には出てくれなかったんだけどね。写真を添付して送信したんだ」
「写真ってどんな?」
私のためを思ってしてくれたんだろうけど、ふと嫌な予感が……。
「絶対にここへ来たくなるような写真だよ」
意味深な笑みを浮かべているのでますますあやしい。
「えーなにそれ?凄く気になる、教えて」
「しょーがないなー、じゃーんこれよっ」
「へ?」
歌ちゃんが見せてくれた数枚の画像を見て思わず目が点になった。
石野くんとのことで大変な時だから言えなかったんだ。
「だから、お兄様に昨日こっそりスマホに連絡しておいたよ」
歌ちゃんはいたずらっぽく笑って自分のスマホをバッグから取り出した。
「フフフ、お兄様を呼び出すのはやっぱりこの方法が一番だよね」
「え?どんなことを話したの?」
「ううん、実は電話には出てくれなかったんだけどね。写真を添付して送信したんだ」
「写真ってどんな?」
私のためを思ってしてくれたんだろうけど、ふと嫌な予感が……。
「絶対にここへ来たくなるような写真だよ」
意味深な笑みを浮かべているのでますますあやしい。
「えーなにそれ?凄く気になる、教えて」
「しょーがないなー、じゃーんこれよっ」
「へ?」
歌ちゃんが見せてくれた数枚の画像を見て思わず目が点になった。