今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
「部活の規則なんかのせいで、諦められるわけないからっ」
「……」
歌ちゃんは瞳を大きく見開く。
そして、すぐに恥ずかしそうにうつむいた。
「あ、いや、その……。
歌さんは僕なんかじゃ嫌かもしれないけど」
「嫌だよ」
「あ、うん」
彼がしょんぼりと肩を落とした。
え?どうして、歌ちゃん……。
私はハラハラしながらも、固唾を呑んで見守った。
歌ちゃんは冷静な口調で続けた。
「バレー部を辞めるとか絶対いやだよ。
1人で解決しようとしてカッコつける石野は私の好きな石野じゃないもん」
「え……ああ、うん。ごめん」
歌ちゃん、今石野くんのことを好きって言ったようなものだよね。
彼の顔がみるみる赤くなっていく。
「一緒に先輩達を説得しようよ、やる前から諦めないで。
私達付き合いたいって正直にお願いしにいこう」
「……」
「石野」
「……うん」
2人は晴れ晴れしたような顔をしていて。
それに、とても嬉しそう。
「……」
歌ちゃんは瞳を大きく見開く。
そして、すぐに恥ずかしそうにうつむいた。
「あ、いや、その……。
歌さんは僕なんかじゃ嫌かもしれないけど」
「嫌だよ」
「あ、うん」
彼がしょんぼりと肩を落とした。
え?どうして、歌ちゃん……。
私はハラハラしながらも、固唾を呑んで見守った。
歌ちゃんは冷静な口調で続けた。
「バレー部を辞めるとか絶対いやだよ。
1人で解決しようとしてカッコつける石野は私の好きな石野じゃないもん」
「え……ああ、うん。ごめん」
歌ちゃん、今石野くんのことを好きって言ったようなものだよね。
彼の顔がみるみる赤くなっていく。
「一緒に先輩達を説得しようよ、やる前から諦めないで。
私達付き合いたいって正直にお願いしにいこう」
「……」
「石野」
「……うん」
2人は晴れ晴れしたような顔をしていて。
それに、とても嬉しそう。