今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
「笑うなよ、こっちは真剣なんだからな」
「ごめんごめん、でもどうしていま服を着せて水着を隠そうとするの?」
「それは……目の前であんな格好されてたらまともに話もできないだろ」
「そうなの?」
「うん、きっと話してるだけじゃすまなくなる。せっかくちゃんと話そうと思ってきたのに」
「私も実は翔くんに聞きたいことがあるんだ」
ずっと気になっていた。
あの日の早朝に彼と父が話し合っていたこと。
私は偶然立ち聞きしてしまったんだ。
兄が家を出て行ってしまうってこと。
やっぱりずっとそのことが気になっていたから一番に確かめたかった。
「チーの聞きたいことってもしかしてあれかな……4日前に父さんと俺が話してたことと関係がある?」
彼は言いにくそうに切り出した。
「え……あ、うん。どうしてわかるの?」
「ごめんごめん、でもどうしていま服を着せて水着を隠そうとするの?」
「それは……目の前であんな格好されてたらまともに話もできないだろ」
「そうなの?」
「うん、きっと話してるだけじゃすまなくなる。せっかくちゃんと話そうと思ってきたのに」
「私も実は翔くんに聞きたいことがあるんだ」
ずっと気になっていた。
あの日の早朝に彼と父が話し合っていたこと。
私は偶然立ち聞きしてしまったんだ。
兄が家を出て行ってしまうってこと。
やっぱりずっとそのことが気になっていたから一番に確かめたかった。
「チーの聞きたいことってもしかしてあれかな……4日前に父さんと俺が話してたことと関係がある?」
彼は言いにくそうに切り出した。
「え……あ、うん。どうしてわかるの?」