今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
確かに、彼は私のこととなると他のことはそっちのけで一生懸命つくしてくれる。
「翔くん」
だけどこうして改めて口に出して言われると嬉しいような照れ臭いような。
それになんだか急に胸がドキドキしてしまう。
「……ありがとう、いつも」
思わずお礼を言うと彼ははにかんだように笑う。
「ん……こちらこそ」
「どうして、こちらこそなの?」
私っていつも彼に守られて助けられてばかり。
まだまだなんにも返せていないんだ。
兄妹だからって甘えすぎかも。
「いや、まあそれは……俺の方こそチーにお礼が言いたいから」
「なんで?」
「理由なんて……別にいいだろ」
少し照れたようにそう言って笑う。
「翔くん」
だけどこうして改めて口に出して言われると嬉しいような照れ臭いような。
それになんだか急に胸がドキドキしてしまう。
「……ありがとう、いつも」
思わずお礼を言うと彼ははにかんだように笑う。
「ん……こちらこそ」
「どうして、こちらこそなの?」
私っていつも彼に守られて助けられてばかり。
まだまだなんにも返せていないんだ。
兄妹だからって甘えすぎかも。
「いや、まあそれは……俺の方こそチーにお礼が言いたいから」
「なんで?」
「理由なんて……別にいいだろ」
少し照れたようにそう言って笑う。