今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
夏用の掛け布団をそっとはぎとった彼は呆れたようにくすっと笑う。
「相変わらずひどい寝相だな」
「こんなにだらしがないと嫁の貰い手がないぞ」
「まあ、誰にもやらないけどな」
ブツブツと独り言をいいながら私を起き上がらせる。
ちなみに私は毎日お気に入りのレッサーパンダのぬいぐるみに抱きついて寝ている。
名前はポンちゃんって子どもの頃に名付けた。
彼は私からそれをゆっくりと引き剥がす。
「おまえそろそろ洗ってやるよ」
ぬいぐるみに話しかける彼。
ポンちゃんを私がずっと大事にしていることを彼は誰よりもよく知っている。
だから、時々洗濯したりほころんだところを修繕してくれたり大切に扱ってくれる。
それは亡くなった母に買ってもらったものだから今も大事にしている。
「相変わらずひどい寝相だな」
「こんなにだらしがないと嫁の貰い手がないぞ」
「まあ、誰にもやらないけどな」
ブツブツと独り言をいいながら私を起き上がらせる。
ちなみに私は毎日お気に入りのレッサーパンダのぬいぐるみに抱きついて寝ている。
名前はポンちゃんって子どもの頃に名付けた。
彼は私からそれをゆっくりと引き剥がす。
「おまえそろそろ洗ってやるよ」
ぬいぐるみに話しかける彼。
ポンちゃんを私がずっと大事にしていることを彼は誰よりもよく知っている。
だから、時々洗濯したりほころんだところを修繕してくれたり大切に扱ってくれる。
それは亡くなった母に買ってもらったものだから今も大事にしている。