今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
誰よりも私のことを大事に思って忠告してくれてるってわかるから。
それに誰かとお付き合いするなんて私にはまだまだ考えられないよ。
「ごめんなさい、やっぱり私、自分では決められません」
ペコッと頭を下げて謝った。
「わかったよ、じゃあお兄さんに聞いておいてくれる?」
仕方ないって感じで眉を顰める彼。
「あ、はい」
「じゃあ、連絡先だけ交換して」
「はあ」
えー、それちょっとヤダな。
でも、断りづらい。
「だって返事を聞かせてもらいたいから」
「そうですね」
どちらにしろ告白のお返事はしないといけないから、連絡先を交換しておくしかないか。
諦めてポケットからスマホを取り出した。
待ち受け画面には顔をくっつけんばかりに寄り添っている兄と私のツーショット写真。
それに誰かとお付き合いするなんて私にはまだまだ考えられないよ。
「ごめんなさい、やっぱり私、自分では決められません」
ペコッと頭を下げて謝った。
「わかったよ、じゃあお兄さんに聞いておいてくれる?」
仕方ないって感じで眉を顰める彼。
「あ、はい」
「じゃあ、連絡先だけ交換して」
「はあ」
えー、それちょっとヤダな。
でも、断りづらい。
「だって返事を聞かせてもらいたいから」
「そうですね」
どちらにしろ告白のお返事はしないといけないから、連絡先を交換しておくしかないか。
諦めてポケットからスマホを取り出した。
待ち受け画面には顔をくっつけんばかりに寄り添っている兄と私のツーショット写真。