今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
この春から兄と同じ高校に入学したんだけど、毎朝起こしてもらえないと自力で起きれない。
性格はのんびりしているとよく言われるし、成績も運動神経も並……より少し下。
見た目だって普通だけど兄は毎日可愛いと言ってくれるの。
たぶん、身内だからそんな風に思うんだろうけど。
完全にひいき目って言うか兄バカって言うか……。
そんな兄とは血なんてつながっていなくても本当の兄弟以上の絆で結ばれているような気がしてるんだ。
壊れものを扱うみたいに優しくソファーに座らされた。
目と目が合うとフニャッと笑いかけた。
彼は私を見て口角を上げ瞳を細める。
朝から優しい眼差しをこれでもかってくらいに浴びせられる。
「さあ始めるぞ、すっきり起きれるようにしてやるからな」
彼は指をポキポキ鳴らしてから、おもむろに私の手に触れる。
性格はのんびりしているとよく言われるし、成績も運動神経も並……より少し下。
見た目だって普通だけど兄は毎日可愛いと言ってくれるの。
たぶん、身内だからそんな風に思うんだろうけど。
完全にひいき目って言うか兄バカって言うか……。
そんな兄とは血なんてつながっていなくても本当の兄弟以上の絆で結ばれているような気がしてるんだ。
壊れものを扱うみたいに優しくソファーに座らされた。
目と目が合うとフニャッと笑いかけた。
彼は私を見て口角を上げ瞳を細める。
朝から優しい眼差しをこれでもかってくらいに浴びせられる。
「さあ始めるぞ、すっきり起きれるようにしてやるからな」
彼は指をポキポキ鳴らしてから、おもむろに私の手に触れる。