今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
兄のことで頭がいっぱいになりかけていると、目の前の西原くんがさらにとんでもないことを言ってきた。
「瀬戸さんみたいな可愛い妹がいても、それとこれとは別だもんね」
「か、かわいくなんてっ無いし」
否定しようとしたけど、彼と目が合わせられない。なんだろう、恥ずかしい。
「わっ、赤くなってる。瀬戸さんってほんと可愛いね」
「……っ」
からかわれてるんだろうけど、なんて返していいのかわからなくて顔が熱くなった。
そういえば可愛いとか簡単に口に出してくる男は信用するなって兄に忠告されていたっけ。
だけど、西原くんみたいなイケメンにそう言われると嫌な気はしない。
それに彼って笑った顔の雰囲気が少しだけ翔くんに似ているんだ。
だからかな、クラスの男子のなかで彼だけは自然と話すことができてる。
「瀬戸さんみたいな可愛い妹がいても、それとこれとは別だもんね」
「か、かわいくなんてっ無いし」
否定しようとしたけど、彼と目が合わせられない。なんだろう、恥ずかしい。
「わっ、赤くなってる。瀬戸さんってほんと可愛いね」
「……っ」
からかわれてるんだろうけど、なんて返していいのかわからなくて顔が熱くなった。
そういえば可愛いとか簡単に口に出してくる男は信用するなって兄に忠告されていたっけ。
だけど、西原くんみたいなイケメンにそう言われると嫌な気はしない。
それに彼って笑った顔の雰囲気が少しだけ翔くんに似ているんだ。
だからかな、クラスの男子のなかで彼だけは自然と話すことができてる。