今日もお兄ちゃんの一途な恋に溺れる。
知らない人の話なんてつまらないのかもしれない。
「あ、ごめん。この話やめよっか」
「どうして?話の続き聞かせて。俺も西原くんのことを知りたいよ。チーと最近仲良くしているみたいだし」
「え、そうかな、そこまで仲良くないよ、普通だよ」
慌てて否定したけど、西原くんは席替えがきっかけでここ数日の間にどんどん仲良くなっていて。
でも、私とだけってわけじゃなくて歌ちゃんと3人で話すことも多い。
「でも昨日もその前も彼のことを話してたよ」
「そうだっけ?」
「うん、凄く楽しそうに話してた」
そう言って兄は小さくため息をついたような気がした。
視線を落としていてどこか寂しそうに背中を丸めている。
「そ、そうかな」
「そうだよ、顔が俺に似てるとか言ってたしな」
「あ、ごめん。この話やめよっか」
「どうして?話の続き聞かせて。俺も西原くんのことを知りたいよ。チーと最近仲良くしているみたいだし」
「え、そうかな、そこまで仲良くないよ、普通だよ」
慌てて否定したけど、西原くんは席替えがきっかけでここ数日の間にどんどん仲良くなっていて。
でも、私とだけってわけじゃなくて歌ちゃんと3人で話すことも多い。
「でも昨日もその前も彼のことを話してたよ」
「そうだっけ?」
「うん、凄く楽しそうに話してた」
そう言って兄は小さくため息をついたような気がした。
視線を落としていてどこか寂しそうに背中を丸めている。
「そ、そうかな」
「そうだよ、顔が俺に似てるとか言ってたしな」