【完】王子様系男子の哉斗くんは、毎日会いに来る。



 ニコッと笑う美央ちゃんは本当に本当に可愛くて……もう抱きしめたい。

 かっこいいとか、美央ちゃんが……もう。


『どうかしましたか?』

『何もないよ。食べようか』


 美央ちゃんは頷くと、食事を再開させた。本当に可愛いんですけど……。

 俺は、美央ちゃんの可愛さに悶え死にしそうになりながら五十嵐邸に帰るまで紳士を演じた。



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