【完】王子様系男子の哉斗くんは、毎日会いに来る。



「おかえりなさいませ、五十嵐様宅へ直で伺いますか?」

「いや、花屋に寄ってくれ。花をプレゼントしたい」

「はい、哉斗さま」


 運転手は、ニコリと笑うとハンドルを持ち車を出発させる。学校から5分ほどで花屋に到着した。


「いらっしゃいませ〜何かお探しですか?」

「花束を可愛く見繕ってほしい」

「プレゼントでしょうか? 何色にしましょう?」






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