星のような君の隣にいたい。

優希先輩は?という顔でこちらを見るので考えてみたがましろんと出かけたいという目的は達成出来ているので思いつかなかった。

俺が困っていると翔が「後でボードゲームでも見に行こうぜ」と言ってきた。

そして俺は「それ名案!」と言ってましろんに今日何かゲームを買って今度3人でしようと言った。

つかの間少し嫌そうな顔をした後小さい声で「わかりました」と言ってくれた。

また遊ぶ約束が出来た。
そんな話をしていると本屋に着いた。

ましろんは「では見てきます」と言ってそそくさと本棚の方へ行ってしまった。

翔は「俺は他の場所見るから」と言って別の方向に向かった。

俺は本を見てもいいんだが買わないと決めているのでましろんの向かった方向に行ってみることにした。
ましろんは小説のコーナーを見ていた。


「まーしろん♪」

「・・・なんですか」


少し睨みの聞いた目で見られた。


「えーっと・・・、一緒に見てもいいかなーなんて?」



さらに睨まれると思っていたらため息をついて「どうぞ」と言われた。
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