星のような君の隣にいたい。
優希目線


「なんの事?

好きなんて言ったかな?」

僕がそう言った瞬間。

僕を抱きしめていた

腕の力が弱まった。

「えっと、昨日星一緒に見たから?

勘違いさせちゃった?ごめんね?」

気持ちとは全く違う言葉を並べた。

すると腕が離されて、

「変な事聞いてごめんなさい…」

それだけ言って彼女は

来た道を走って戻って行った。

< 361 / 825 >

この作品をシェア

pagetop