星のような君の隣にいたい。
外に出て夜風に当たると

夏なのにひんやりした

風が吹いて気持ち良かった。

気がつくと足が勝手に動いていて

たどり着いたのは昨日

2人で約束をした場所。

朝まで2人で星を見る約束をした。

いるわけないけど。

1人で星を見るのは寂しい。

そう思いながら空を眺めていると

足音がした。

こちらに近づく足音。

咄嗟に木の陰に隠れた。
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