星のような君の隣にいたい。
「·····ごめん、

それだ━「嘘つき」

言葉を遮られてしまった。

「いいよって言った。」

確かに、

内容を聞く前に言ってしまった。

なら、叶えるしかない。

僕に出来る最後の事。

「わかったよ、

ひまさん、いこ?」

僕は手を差し出した。

「うん·····」

彼女は嬉しそうに、

少し悲しそうに僕の手を握った。
< 420 / 825 >

この作品をシェア

pagetop