星のような君の隣にいたい。
そのまま車が動き始め

彼女とは結局目も合わせず

最後の別れとなってしまった。



「大丈夫か?」

蓮が聞いてきたから

「何が?」

そう言って誤魔化そうとすると

「涙出てるぞ」

翔にそう言われて

やっと気づいた。

自分の頬に暖かいものが

流れていることに。
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