星のような君の隣にいたい。
「·····優希先輩は

私の事嫌いなのかな」

陽葵がぽつりと呟いた。

「気持ちは聞いたんだろ?」

俺が言うと

「でも、両想いで付き合わない

理由ってなんだろう」

空を見上げて陽葵はそう言った。

きっと2週間、

悩みに悩んだんだろう。

「理由は聞いたんだろ?」

「全然納得できる内容じゃなかった」

俺は黙ってしまった。

次の言葉が出てこない。
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