星のような君の隣にいたい。
「·····ひ、まり」

僕がやっとの思いで声を出すと

「ここにいるよ」

そう言って涙目になっていた。

陽葵と色々話したかったけど、

まずは診察をしなきゃいけなかった。

翔も来ていたので

翔に陽葵を任せて

部屋に先生がきて、

これまでの話をしてくれた。

どうやら僕は12日間、

意識が戻らなかったらしい。

先生の話を聞きながら僕は確信した。


病気が進行している。
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