星のような君の隣にいたい。
「話終わったの?」

先生が出て行ったので

部屋を覗きに来たみたいだ。

「うん、終わったよ」

僕が答えると

「入ってもいい?」

可愛く聞かれた。

「おいで?」

そう言って両手を広げると

陽葵は僕の胸に飛び込んできた。

僕は陽葵の匂いが大好きだ。

もう絶対に手放さない。

「陽葵。話を聞いてくれる?」

「うん」

陽葵は僕を抱きしめる手に力が入った。
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