星のような君の隣にいたい。
「もともとここを

見つけたのは俺だし、

お前が後から来たんだから」

俺がそう言うと

まだ文句を言おうとして

そこに小鳥居が割り込んだ。

「まーまー、仲良くしましょうよ」

こいつは呑気だな。

「私達ご飯食べたら

またすぐに練習があるんで」

すぐに戻るということか。

それはそれで、

「嫌、もう行かない」

妹がなにか言い出した。
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